ロングステイ人気国
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- 8位インドネシア
- 9位スペイン
- 10位アメリカ本土
出典元:ロングステイ調査統計2008
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タイランド~ほほえみ便り
ユヴァノン恵
北海道出身
1995年までの8年間客室乗務員として日本航空勤務。
タイ人との結婚をを機に退社、渡タイ。
1996年より9年間グループ会社であるJALウェイズに在籍し、日本語講師としてタイ人客室乗務員の指導にあたる。
現在はフリーとなり、自宅で日本語教室や初級タイ語教室を主宰する傍ら、翻訳やナレーションの仕事も多数。
3児の子育てに奮闘中のワーキングマザーでもある。
ユヴァノン恵さんのコラム
タイのお土産ナンバーワンは?
タイの長い雨季もそろそろ終盤を迎え、
街中のお菓子屋さんの店頭には月餅が並び始めました。
こちらは中華系ファミリーも多く、中国の風習がかなり
入ってきていますが、今年は10月3日がワン・ワイプラジャン、
日本語に直訳すると『お月様を拝む日』です。
先日は『09年9月9日』と数字の『9』が
三つ並ぶ日がありましたが、こちらタイでは
『9』は末広がりの縁起の良い数で、その日を選んで
結婚したカップルも多かったとか。
所変わればラッキーナンバーも変わるものですね。
さて、今回はタイのお土産についてお話したいと思います。
みなさんは、まず何を思い浮かべられるでしょうか?
*タイシルク製品
*蘭の切り花
*ベンジャロン焼やセラドン焼を代表とするタイの陶器
*マンゴーやパパイヤ、パイナップルなどのドライフルーツ
*タイ料理の調味料類
*グリーンカレーやトムヤムクンなどタイ料理が簡単に作れるインスタントセット
*蟹カレーやラープ味など、タイならではの味付けのスナック菓子
*象やトゥクトゥクなどを模したぬいぐるみや置物
*お手ごろ値段の衣類
等々、みなさんそれぞれお気に入りのお土産があることと思います。
私はそれらに加えて、果物の王様ドリアンのチップスも大好きです。
フレッシュドリアンはその独特な匂いと食感で苦手な方も多いのですが、
チップスになると匂いは全く消え、パリパリと香ばしく
コクのある味わいはそれこそ『やめられない、とまらない』美味しさで
、日本の友人にも好評です。
ドリアンの産地で有名なのは、タイ西部のジャンタブリー県。
ドリアンチップスもバンコク市内のデパートやスーパー、
またタイ語で『タラート』と呼ばれる市場でもお買い求めいただけますが、
値段は少しお高めです。
バンコクから西へ向かいチョンブリー、ラヨーンとドリアンの
産地に近づくにつれ、値段も安く、美味しいチップスが手に入ります。

それでは、いよいよタイのお土産ナンバーワンの発表です。
一女性の目から勝手に選ばせていただいて・・・
栄えあるナンバーワンは『コットンバッグ』に決定!
私が以前在籍していたエアラインの乗務員の間では
『ゾウさんバッグ』の名で親しまれてきたバンコクのコットンバッグ。
その歴史は優に30年以上遡ります。
その当時、バンコクで乗務員が宿泊していたホテルの中に
コットン製品をつくる小さなお店がありました。
そこへ乗務員が見本を持ち込んで、こんなのがほしいんだけど・・と
作ってもらったのが『ゾウさんバッグ』の始まりだったとか。
どうして『ゾウさん』?それは、製品によく使われる定番の生地に
象柄があった為、いつしか『ゾウさんバッグ』の呼び名が定着したのでした。

使い勝手がよく、可愛らしい。しかも大変手ごろなお値段のシューズバッグや
ティッシュケース、お化粧品ポーチなどのコットン製品は
瞬く間に乗務員に大人気となり、バンコクフライトが入ると
必ず買い求めるお土産になりました。
のちに黒や紺のサテン布地で作られ、大きなリボンがポイントについた
通称リボンバッグも乗務員から火がついて、
日本の若い女性の間で大流行したメイド・イン・タイランドの製品です。
月日が経ち、今やコットンバッグを扱うお店は非常に増え、
新参ブランドが次々と販売競争に加わるようになりました。
そんな中で、ブランドネームを確立し、世界に向けてタイ発の
良質コットン製品を発信し続けているのが『ナラヤ』です。

タイ人女性ワッサナーさんとギリシャ人男性ワシリオスさんの
国際結婚カップルがオーナーのナラヤ・ブランド。店名はヒンドゥー教の
宇宙維持・世界救済の神~ナライ神(世界的にはヴィシュヌ神の名で
知られています)にちなんで名づけられたそうです。
10数台のミシンと伊勢丹デパート向かい側の
土産物センター地下にある小さな一店舗からスタートしたナラヤは、
今や国内に10店舗、日本を含む世界7カ国にフランチャイズ店を展開し、
昨年は海外初の直営店をマカオにオープンしました。
『ローマは一日にして成らず』とはよく言われますが、
ビジネスも勉学も愛の育みも全ては日々の積み重ねだと思います。
ナラヤ・ブランドが成功した裏にもそれ相当の努力と苦労があったに
違いありません。実に、オーナーご夫妻は今でも深夜までオフィスに残り、
仕事の采配をされる日が多いと聞いています。
現在、ナラヤのオフィス、店舗、工場のスタッフは総勢1,500名に達し、
そのほかにも地方に住む縫い子さんたち約4,000名の協力を
得ているそうですが、それでも生産が追いつかないそうです。
それもそのはず。例えば、タイシルクの代表的ブランド・
ジムトンプソンの製品は、その美しい光沢や色柄に加えて、お洒落な
デザインが芸術作品を見るようでうっとりしてしまいますが、
何しろタイの一般的な物価と比べると値段がとてもお高めで、私などは
気軽に手を出せないのが現実です。
一方、コットン製品は実用性抜群で、デザインも可愛らしく、縫製も
しっかりしている。一番の魅力はリーズナブルであることで、ついつい
同じ柄であれもこれもと揃えたくなってしまう女性は多いのではないでしょうか。
バンコクのセントラル・ワールド・ショッピングセンター内にある
ナラヤの支店では、サンタクロースのように大袋を抱えて
お店から出て行く韓国や台湾などからの旅行客をよく見かけます。
その豪勢な買いっぷりに圧倒され、あんぐりと口を開けて見ているのが
日本の方たちです。(笑)
来月からバンコクのJTB、HIS、パンダなど数社のツアーでは、
ジェーンワタナ地区に建つナラヤ本店でのお買い物に加えて、D.I.Y.
(Do it yourself)キットで手作りを楽しめるツアーも
始まるそうですので、興味のある方は是非ご参加ください。
実は、私がナラヤファンの訳はもうひとつあるのです。
少し前から、オーナーご夫妻の息子さんの
日本語家庭教師をさせていただいているのです。
コットン製品のソフトで可愛らしいイメージからかけ離れて、
息子さんは大のモータースポーツファン。高校生の息子さんご自身もゴーカートレーサーで、現在タイの少年の部のチャンピオン。日本の鈴鹿へも
よく行くそうですが、大の日本好きの彼は今、週に二回日本語の習得に励んでいます。
日本人として、生まれ育った祖国・日本を愛してくれ、
日本語を話したいと一生懸命勉強してくれる外国の人に逢うのは
本当に嬉しいものです。将来、ナラヤのオーナーとなる息子さんにとって
少しでもお役に立てるよう、まごころを込めて、
きれいな日本語や文化を伝えたいと思っています。
そんな訳で、私のひいき目も合わせてタイのお土産ナンバーワンは
ナラヤのコットンバッグとさせていただきました。
皆さま、ご愛顧のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます!
【記事投稿:2009年10月01日】
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