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出典元:ロングステイ調査統計2008
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暑く熱いタイ de ビジネス!タイ de 生活!
辻本 浩一郎
D-MARKマガジン バンコク編集長
日々、タイランドの工業団地を駆け巡る在タイ9年目の営業兼コンサルタント。
日本語と微妙な英語と曖昧なタイ語を駆使(?)しながら、在タイ日系企業のビジネスを総合的にコンサルティング・サポートしている。「タイランドにおけるビジネスのことならツジモトへ」と言われることが目標だとか。
日本国内のタイ情報フリーマガジン「D-MARK MAGAZINE」のバンコク編集長としても日々奮闘している。
辻本 浩一郎さんのコラム
タイ王国有料サービス的警察業務
~タイに進出している日系企業事情編~
最近、日系企業を含む、多くの企業、特に製造業にて盗難事件が多発
しています。
狙われているのは、銅や鉄やステンレスなどの製品・原材料・スクラップなど
ですが、その内、特に”銅”が一番のターゲットで、ご存知の様に昨今の
相場上昇に伴い、闇市場や泥棒市場、非合法取引所(?)などで、一キロ
300バーツ以上の値段で売れるとか。
犯行に至っては、内部犯行と外部犯行とに分かれるのだが、マンパワーと
システムの双方をバランスよく行使したセキュリティ体制の構築が課題と
なっています。
マンパワー=セキュリティ・ガードマンによる入門チェックやパトロール、
タイ人総務責任者との密な情報交換はもとより、金属探知機を使った
身体検査、荷物検査も時には必要と言えるでしょう。
また、監視カメラや赤外線、警報システムなど、セキュリティ・システムの
導入も、防犯対策・抑止効果だけでなく、確実な証拠の獲得や犯行現場・
犯人の特定に繋がる一つの方法で、警察や保険会社による迅速な対応を
促すことが可能と言えます。
そして普段からの、社内における精度の高い在庫管理・チェック作業も
欠かせません。
また、狙われるのは原材料や部材ばかりでなく、従業員個人の持ち物や
会社の備品も相変わらず要注意です。
しかしながら、社内に監視カメラが設置されるケースは少ないがゆえ、
従業員が協力してお互いに気をつけ合うとか、社内の管理チェック体制や
責任の所在を明確にするルールをきちんと整備されるなどの対策が肝要と
なります。
さて、盗難事件もそうなのですが、社内における従業員同士のイザコザ、
元従業員からの継続的イヤガラセ、タイ・ローカル業者との契約が絡む
諸問題、外部の人間(オルグ)による社内福祉委員会や組合への
アプローチによる組織的問題の顕著化、そしてストライキなど、
問題・悩みは尽きません。。
また、タイでは一般人が簡単に銃を入手でき、またナイフを含め常に
所持している場合も多いため、対応の仕方一つで、報復の対象とされ、
被害に遭うケースも少なくありません。
これは街中でも言えることなのですが、特に朝方の人気の少ないソイ(路地)や
一般道では、たとえ車両に乗っていても、強奪・恐喝の被害に遭う可能性も
あるので注意が必要です。
特に二人乗りのモトサイで、車中の様子を伺いながら煽る形で一定時間
くっついてきては、急に車の前に飛び出し、ノロノロと蛇行運転をしては前に
進めなくさせ、やむを得ず車が止まった所を襲う、という手口が横行しています。

さて、いろいろなご意見もあるかとは思いますが、やはり会社等にて大きな問題・
事件が発生した時は、場合によっては(?)警察に頼らざるを得ません。
しかしながら、ここタイでは日本とは違い、良くも悪くも(?)
「警察業務=有料サービス」というシステムが一般常識的(!?)になって
いるんです!(消防業務や救急業務も確かそうです)

ここで、一般的な料金体系をご紹介致しましょう。
(※ただし、事件規模、場所、所要期間、その時の天候(?)、機嫌(??)、
上長の判断〈警察署長?〉、その他各種要因によって料金は
異なりますことをご了承下さい・・・)
・ストライキ時などの工場周辺もしくはゲート付近でのスタンバイ
:お1人様 2,500~3,000バーツ/日
・盗難時における捜査 :1捜査チーム 3,000~5,000バーツ/回
・定期パトロール依頼 : 1日1回 5,000バーツ程度/月
・月極コンサルティング契約(?): 3,000~5,000バーツ程度/月
景気があまり良くありませんので・・・少々のディスカウントには
応じてくれるかもしれません!?
ちなみに、タイ警察の発表によると、昨年2008年度の強盗事件の
発生件数は計2,513件で検挙率は意外と高く(?)56.3%。
一方日本では、4,278件で検挙率は61.1%(日本の人口はタイの約2倍)。
タイ警察も(意外と?)頑張っているようです!!

【記事投稿:2009年7月17日】
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