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出典元:ロングステイ調査統計2008 

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ライフプラン作成の勧め

吉野 充巨

吉野 充巨

1945年 東京下町生、花と木育て、読書好きのFP、そして欧州、東南アジアと、アメリカ、NZを訪れ、国内は北は網走、南は鹿児島まで1桁・2桁国道を走破した旅行好きのロングステイアドバイザーです。
退職翌年2006年1月独立系FP事務所として「オフィス マイ エフ・ピ-」を開設。
お客様とご家族の夢や希望実現のため、ファイナンシャル・プランニングを通じて、お手伝いします。
お客様から「私のFP」「我が家のFP」と言われるよう、より良いサービス提供のため、日々研鑽・奮闘中です。
保有資格 ・日本FP協会上級ファイナンシャルプランナーCFP(R) ・1級ファイナンシャル・プランニング技能士 ・登録ロングスティアドバイザー

吉野 充巨さんのコラム

資産形成と資産配分

投資は資産配分(アセット・アロケーションを決めてから)

前回はリスクとリターンを考えました。
投資を行う前に、リスクをコントロールしながらリターンを得るために、
資産配分(アセット・アロケーション)の決定をお勧めします。

分散投資のお勧め【2】
次に、投資対象の資産を考えて見ます。

私は、

・定期預金
・国内債券
・外国の債券
・国内株式
・外国株式

の5つの資産に分けて投資されるようお勧めしています。
つまり、キャディーバックの中に、ドライバー、フェアウェイウッド、
アイアン、パターを入れるようなものに当ります。

これら5資産の過去の成績をご紹介しますと、

2007年の順位は、

1位外国債券
2位外国株式
3位国内債券
4位定期預金
5位国内株式

で、国内株式はマイナスでした。

2005年は

1位日本株式
2位外国株式
3位外国債券
4位国内債券
5位定期預金

で全てがプラスの成績です。
景気回復が実感される年でした。

遡って1994年は、
1位国内株式
2位定期預金
3位国内債券
4位外国債券
5位外国株式

で、外国勢が奮わず、
また3位以下はマイナスでした。
 
このように、資産クラスごとの順位は入れ替わり、
また5資産全てがプラスになることは少ないのが現状です。
(1993年~2007年イボットソン社データより)

ですから、リスクをコントロールしながらリターンを得るには、
定期預金+国内外の債券への分散が欠かせません。

資産配分(アセット・アロケーション)について
定期預金は、元本1,000万円とその利子が
預金保険制度で保証されていますが、低リターンです。

また、日本の債券のうち個人向け国債も元本が保証されていますが、
現時点での利率はやはり低いものになります。

そこで期待リターンを上げるには国内株式と外国株式への
投資が欠かせません。

此処での注意点は、外国債券のリターンは為替の影響で、
長期的にはかなり低いものになります。

イボットソン社のデータ、1970年1月から2007年12月
(456月次データ)のリターンは幾何平均で3.8%です。

リスク(10.5%)に比べリターンは低いのです。
但し、円安時にはリターンが上昇します。

また、様々な実証研究によれば、充分に分散された
資産運用の成果の91%は充分に資産配分によって
決まると報告されています。

よって、これらの資産クラスに資金をどのように配分するかで、
期待リターンとリスクが決まります。
これを資産配分=アセット・アロケーションといいます。

例えば、投資資金を均等に5資産に配分しますと、
期待リターンは3.5%で、リスク(標準偏差)が8.0%になります。

これは、±1標準偏差(リスク)では、年間の運用が
-4.5%~+11.5%の範囲になり(100万円の投資で
損失4.5万円~利益11.5万円)、±2標準偏差(リスク)では
-12.5%~+19.5%(100万円の投資で
損失12.5万円~利益19.5万円)に収まります。

リスクを小さくするには定期預金と日本債券の比率を上げ、
収益を求めるには日本株式と外国株式への配分を高めることで
コントロールします。

短期間に必要になる資金の運用
(例えば5年後に長期のロングステイを計画している)では
リスクを小さくし、資産に余裕度が高く、
長期間の運用(10年後の海外滞在)であれば、
国内外の株式への資産配分を多くするなど、
資産の性格と期間によってもコントロールが必要です。

このようにご自分のリスク許容度と期待リターンの狭間で
悩まれることと思いますが、一旦これらの配分を決めて投資に臨まれると、
今回のような大きな変動にも動じることなく対応が可能になります。

皆様は意識していなくても、資産配分をされています
まず、預貯金をお持ちです。持ち家の方は、不動産にも投資されています
(日本人の持つ資産の60%以上が不動産です)。

株や債券は持っていないといわれる方も、国民年金、厚生年金、
共済年金等各種年金に加入されている場合には、
間接的に5資産に投資しています。

貴金属を保有されていらっしゃいませんか? 
その方は商品(オルタナティブ)という資産クラスに投資されていることになります。
一度ご自分の資産がどのように配分されているのかを
ご確認されるようお勧めします。
 


資産配分アセット・アローケーションの手本
アセット・アロケーションに基づく運用の例は、
我々の年金を管理・運用している団体です。

私のHPに資産配分検討表とともに、年金を運用している、
国民年金基金連合会(均等配分型)、
企業年金連合会(株式重点型)、
年金積立金管理・運用(独行法)(日本債券型)の資産配分、
各資産別の期待リターン(収益率)を掲載しています。
宜しければご一読下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html

次回は資産配分=アセット・アロケーションに基づく、
ポートフォリォの銘柄選びをご紹介します。

本資料は、投資判断の参考となります情報の提供を
目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を
目的としたものではありません。
投資による損益はすべて読者様ご自身に帰属いたします。
投資にあたりましては正規の目論見書、説明書等をご覧いただいたうえで、
読者様ご自身での最終的なご判断をお願いいたします。
本資料は、信頼できると判断した情報に基づき作成されていますが、
その情報の正確性若しくは信頼性について保証するものではありません。
また、情報が不完全な場合または要約されている場合もあります

 

過去のコラム一覧 ※タイトルをクリックして下さい。

【資産形成リスクとリターン】  (2009年04月22日更新)

【資金計画は複利の活用が有利】  (2009年03月12日更新)

【ロングステイと老後資金】  (2009年02月09日更新)

【ロングステイは留守宅管理を準備してから】  (2009年01月26日更新)

【ロングステイと社会保険の関り】  (2009年01月19日更新)

【現地通貨を調達する方法とコスト】  (2009年01月08日更新)

【生活資金の送金・出金】  (2008年12月19日更新)

【自分で創るファイナンシャル・プランニング③】  (2008年11月10日更新)

【自分で創るファイナンシャル・プランニング②】  (2008年10月24日更新)

【自分で創るファイナンシャル・プランニング①】  (2008年10月07日更新)



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