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出典元:ロングステイ調査統計2008
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北米大陸雑記
藤江 幸宏
カナダ・ブリティッシュコロンビア州・ミッション在住。
10歳の時、野球場で出会ったスポーツカメラマンに憧れ、カメラマンを目指す。
その後、中学で写真部、高校は関西で唯一写真科のある学校へ進み、卒業後スタジオ勤務やアシスタント等を経てフリーカメラマンとして独立。
毎年数ヶ月の北米大陸取材旅行を10年間続けた後、1996年にカナダへ移住。
PhotoOfficeFujie藤江幸宏写真事務所を設立し、幅広いジャンルの撮影・制作を手掛ける。
webサイト www.pofcanada.com
藤江 幸宏さんのコラム
カナダの《広さ》
今回からカナダを中心とした北米大陸の情報をお伝えしていきますカメラマンの藤江と言います。宜しくお願いします。
「さて、記念すべき第一回目は何をテーマに書けば良いだろうか?・・・」と思いながら《オトナクラス》のウエブサイトを覗いて見ると、既にバンクーバーから情報を発信するコラムニストの女性がいる事を発見しました。
「どれどれ・・・どんな事を書かれてるのだろうか?」と読ませて頂くと、初回は《バンクーバーでの食費》がテーマになっていました。
このようなテーマは、長期滞在者にとって痒い所に手が届く情報として、きっと必要不可欠な正道を行くテーマなんだろうな~・・・などと感心しつつ、ひねくれ者代表のコラムニストの私は全く別の路線で書いてみる事にします(笑)。
・・・という事で、長い前置きがありましたが・・・今回のテーマはカナダの《広さ》について。
まず、長期滞在と一口に言っても、その内容は実に様々。例えば・・・
一ヶ所に腰を据え、ホームステーや語学留学などを目的にした《じっくり派》。
目的地を幾つか決めておき、数週間から1ヶ月程度の滞在を数箇所繰り返す《中期反復派》。
そして短期滞在を繰り返しながら、結果的には長期滞在となる《放浪派》。
もしあなたのカナダ滞在が《じっくり派》の場合は、ご自分の滞在都市だけの情報があれば事足りるのでしょうが、それ以外の場合、特に《放浪派》の滞在を予定されている場合は、カナダの広さに対する知識や感覚を予めしっかり身に付けておく必要があります。
なにしろカナダの国土は、ロシアに次いで世界第二位の約998万平方キロメートル!!
・・・とは言っても、いきなりこの数字だけで直ぐに「おぉ、凄い」と思える人は、よほど旅慣れている方か、国土や地理に関する専門家だけじゃないでしょうか。通常はこんな数字を見せられてもピンッと来ないと言うか、想像の付かない世界ですよね。
では、長年カメラマンとして北米大陸の旅を続けて来た経験からこの数字を少し分かりやすく説明してみましょう・・・
まずこの998万平方キロを日本と比較した場合、日本の国土が約37.7万平方キロですからおおよそ26.4倍もの広さになります。カナダの西の玄関バンクーバーが在るブリティッシュコロンビア州だけをとってみても、94.4万平方キロ、実に日本の約2.5倍もの広さになり、いかにカナダが広大であるかがお分かり頂けると思います。
当然、短期滞在者にとっての移動手段は飛行機がメインになりますが・・・短期のパッケージツアーと長期滞在者の一番の違いは、自由で余裕のある旅程を組める事です。このカナダの広さを自分の体で実感する為にも、一度はカナダでの運転にもチャレンジしてみて下さい。
カナダの東端から西端までの距離は、資料を見る限り5150kmとなっていますが、実際に観光をしながら、自分で運転をすると、軽く6500~7000キロを越えてしまいます。私が撮影旅行でカナダを東西に横断すると、たった一回の撮影旅行で、車の走行距離メーターが1万5千キロ以上増えてますからね(笑)。
ちなみにこの距離、仮に時速80キロを保ったまま、毎日8時間全く休憩無しで、しかもブレーキも踏まずにひたすら運転し続けたとしても、なんと10日以上も掛かってしまう程のとんでもない距離になります。
トラックドライバーでもないかぎり、当然途中あちこちで休憩をしながら観光をしたり、アクティビィティを楽しんだりする訳ですから、更にかなりの日数が必要になってしまいます。
日本から来られた方は、このカナダの広さへの認識が薄い為か、非常に強硬なスケジュールをよく組まれるのですが、それでは旅のほとんどを移動時間で使ってしまい、本当のカナダを見る余裕がなくなってしまいます。
どうかカナダの広さを体感し、短期滞在では知りえる事の出来ないカナダの姿を発見する為にも、のんびりとした予定で広ーいカナダをお楽しみ下さい。
PhotoOfficeFujie 藤江幸宏写真事務所
webサイト www.pofcanada.com
【記事投稿:2008年10月1日】
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